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第三回:「履歴書と職務経歴書の良い書き方、悪い書き方って?(後編)」

こんにちは、転職なんでもQ&A第3回目は先月更新した

「履歴書と職務経歴書の良い書き方、悪い書き方って?」の後編になります。

前回は履歴書と職務経歴書はデータのアナログのどちらで作成するか?ということに

重点を置いた内容になりましたが、後編では実際に具体的な内容について

触れていこうと思います。

転職活動中のB男さん

前回はありがとうございました。

その時に、経歴書等の書類はデータで作ったほうがいいという話になりましたので

作ってきたのですが…どうでしょうか?

転職コンサルタントのキャリ子さん

ベースはこちらで大丈夫だと思います。

あとはBさんのアピールポイントや、具体的に何をしていたか?といった

詳しい内容を書き足していくといいですね。

詳しい内容を書き足していく…

具体的にはどう書けばいいでしょうか?

そうですね、Bさんにしてほしいことを箇条書きにすると…

・時系列をはっきりさせる

・その時に気をつけていたこと、目標達成の為に行っていたことを書く

・売上や営業成績などの客観的なデータを記載する

以上の3つはまず書いて欲しいですね。

職務経歴書はただ経歴を書けばいいという話ではなく、書き方によっては

書類選考時に企業側への大きなアピールに繋がる重要な書類です。

さきほど見せてもらった書類だと、見た人からしてみると

「A製作所で営業をしていたんだな」ということしかぼんやりと掴めず

Bさんの営業マンとしてのスキルが判断しづらくなってしまいます。

目標達成のために、自分で考え行動へ移したことは何か?

その結果、実際の売上や目標にはどう影響したか?

そういった情報は、同じ会社に勤めている人と比べても

Bさんにしか書けないとっても大切なアピールポイントですよね。

そういったことはどんどん書いていきましょう!

なるほど、職務経歴書は「経歴を書く」だけのものではなくて

それを通じて自分をアピールする書類なんですね。

それでは、キャリ子さんのアドバイスを元に

修正していくと…………。

これでどうでしょうか?

あっ! さっきのものより、とても具体的になりましたね!

こうして見るとBさんの社内での立場や営業スタッフとしてのスキルがよく分かり、

採用する側としても「Bさんを採用する場合のイメージ」がしやすくなります。

ここから場合によっては更に自己アピールポイントをまとめたり、志望動機を記入したり…

それぞれのオリジナルの職務経歴書が出来ていくのですが、まず大切なのは

他人と比べられることを想定して、一歩前をリード出来そうな情報があれば

どんどん出していきましょう!ということですね。

確かに、一番最初に提出したものと比べると…

なんだか最初の方は「これは書類選考通らなさそうだな」って思いますね(笑)

おかげで、書類選考にも少し自信がつきました!

アドバイスありがとうございます!

「履歴書と職務経歴書の良い書き方、悪い書き方」後編いかがでしたでしょうか。

キャリ子さんが言っている「他の人と比べて一歩先をリードできる情報」を書くことは

Bさんのような営業職の方に限らず、あらゆる職種の方でも大切なことです。

書かなくてはいけないことが多く、情報を整理しながら考える必要のある

職務経歴書の作成は、忙しい人にとって面倒だと感じてしまうこともあるかもしれません。

ですが、書類選考を通過出来なくては面接にも行けません。

面接に行けないということは、どれだけ行きたい企業であっても

そこで道が絶たれてしまうということです。

書類をどれだけしっかり書けるかどうかが、行きたい会社に行ける重要な鍵になります。

しかし、転職が初めての人にとっては自分の書類が「良い」か「悪い」かの

客観的な判断が出来ず不安を感じるという相談も時折頂きます。

その為、キャリアドットコムでも勿論のこと

レジュメの添削を受け付けているコンサルタントは多くいますので

心配な方は登録しているエージェントに相談してみて下さいね。

さて、次回の更新は

「失敗しない転職活動の進め方」についての更新を予定しています。

次回も是非ご覧下さい♪


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転職コンサルタントとして、過去の事例も踏まえたアドバイスを掲載! 毎月20日に更新します。

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